memo
2025年12月8日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
新潟コミティア61の在庫が戻ってきました。作品を見てくださりありがとうございました!
12月14日開催のみちのくコミティア15にも2作ほど委託していますので改めてよろしくお願いします。
「黄色く透き通った小さな星」
「かんなと千花の夏休み」
の2種委託しています。
取り急ぎだけど以上。
2025年12月21日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
2025年12月21日(日) 22:53:43
みちのくコミティア15、委託ですが参加しました。お手に取ってくださりありがとうございました!みちのくは次回の16も委託しますので覚えていたらよろしくお願いします。
とりあえず今年のイベントは以上です。なので、近いうちにイベントの参加予定も来年のにしないとな。今年も大変おせわになりました。また来年もよろしくお願いします。気が早いけど。
今は次描こうと思ってる作品の調べものとかしたりしてる。間接的に登場する人物も含め、とりあえず色々調べてまとめているけど以前調べた時の取りこぼしとかが凄いあって勉強はまだ終わりそうにない。そして調べれば調べるほど中大兄は怖い以外の感想出てこないや。
作品としてはどうなるかまだ分からない部分の方が多いけど、ちょっとピカレスク的なものが描けたらいいなとか思っていたりはする。実際どうなるのか描いてみないとわからんけど。そして、主役は多分蘇我赤兄だ。なんとか形になったらいいな。
お絵かきもしたのでちょっと置いておく。スノードーム風黄色い星。

コンパスとか使った割にはゆがんでしまったけど。
2025年12月28日 この範囲を新しい順で読む この範囲をファイルに出力する
2025年12月28日(日) 23:04:10
今年が終わらないうちに最後の演劇感想文でもやろうと思った。9月に観たやつだけど。
「HONOR~守り続けた痛みと共に」
今年の演劇シーズン一番の目玉の作品。森崎博之脚本演出、主演鈴井貴之、若手はNORDのメンバー等と豪華メンバーがそろった作品で、セット等の力の入れ方も群を抜いていた。その分チケットは割高ではあったけど、値段の分楽しませてくれた作品だったとは思う。当日は雨が降っていたけど観に行って良かった。もともとナックスで上演した作品だったようで、タイトルがいかにもそれっぽい。長年の濃いファンの人は知ってるんだろうけど、自分は高校の時に友人から借りたLOOSERのDVDしか観てなかったよ。
北海道の架空の村の戦中から現代まで、約70年に渡る大河ドラマ。
町村合併で今まさに自治体としては消えようとしている恵織村(えおりむら)。そこで最後の祭りが開かれる。集まった4人の幼馴染は今まで村であったことを思い出す。4人の記憶の中には五作という風変わりな老人の姿があった。五作は4人組が幼い頃、周囲の大人からは変わり者と言われたいた老人だったが、4人組は五作と仲良しで祭りの太鼓を教わっていたのだ。
五作が太鼓を続ける意味、それは五作の若い頃に起こった悲しい事件がきっかけだった。そして時代は更に過去へと遡ってゆく。
そんな感じの話。
会場は一番広いところだったし、先に言った通りセットも出演者もこれ以上無いくらいに力を入れていた作品ではあって、脚本も勿論申し分ない作品だった。かけた金の分、と言ってしまうと品がないけどその金の分、全体的にクオリティが高い作品ではあって観劇が初めての人も久しぶりの人も楽しめた作品だったんじゃないかとは思う。
ただ、その高いクオリティがちょっと仇になってしまっている部分もあって、それはちょっと勿体ないかもなとは思った。
最初の方で鈴井さんがキリンのコスプレして妖精みたいに出てくるシーンがあるけど、あれは演劇的な魅せ方だとは思うんだけどキャパが小さいところで見たらこれはこういうもんって思うやつだと思った。大きいところで見てしまうと、セットも人も感覚がテレビに近くなってくるというか等身大で見える分、現実味を帯びてきてしまうのであのシーンの演出だけちょっとちぐはぐに見えてしまったんだよね。多分、会場のキャパが大きくなればなるほど、観客の想像力に頼れなくなるんじゃないかと感じた。小さい会場だと見えない部分や表現しきれない部分があるのも仕方がないと思うので、無意識のうちに色々引き算したりして見るんだけどさ。
でも、森崎さんが女装して女の子の役やってるのはそこまで気にならなかったな。不思議なもので。こう言ってはなんだけど森崎さんって演技が上手いというわけではないし、多分本人もそれは分かってないはずがないし。でも、なんか可愛く見えたりするから不思議だね。タレント性なんだろうか。森崎さんだなあとは思うんだけどね。
時代の流れが入り繰りする話ではあって、その中で物語のメインになるのは主人公五作の恵織村への思いとそれを引きつぐ4人組の思いではある。物語の鍵になるのはご神木。
一番古い記憶は戦中。五作は近所の同級生等にからかわれたりしながらも、想い人であるちえと一緒に太鼓をやったりして平和に暮らしていた。しかし近所の友人たちが兵隊に取られ、五作自身にも召集令状が届く。
戦争で訪れたフィリピンで見た大木に恵織村のご神木を重ねて故郷への気持ちを募らせ、命からがら故郷へ戻ってきた五作。しかし帰ってきた故郷の祭りで偶然櫓が燃えてちえが命を落としてしまう。それを村人達がご神木の祟りだと恐れて、ご神木を燃やそうとするがあろうことかご神木からの飛び火で山火事になってしまう。物語の発端はだいたいこんな感じ。
その後、五作が変わり者と言われながらも村をなんとかしようと頑張るのだけど、たまたまそんな時に4人の小学生と仲良くなって太鼓を教えることになる。時代が進むと主役が五作から4人組に切り替わり、そこで描かれるのは五作の死。五作の死後に4人組は五作がかつて燃えた山に植林をしていたことを知る。
子供に太鼓教えたり山に植林とかしてたけど、五作は最後までぴんぴんしてた訳じゃないんだよな。4人組が小学生の頃は元気だったけど、中学生になったあたりでだんだんボケてくる。4人組の内で一番仲の良かった男の子がいたんだけど、その子をかつての想い人だと思い込んでしまって迫ってしまうシーンは迫力があって良かった。鈴井さん怖い。逃げてる方のやばい、怖いっていう気持ちも伝わってきて迫真に迫ってたな。ちなみに、自分はこの作品のパンフレットも一応記念には買ったんだけど、役者と役柄の紐づけが特に書かれていなくて、おそらくあえてそうしたのだろうとは思うけど、あの時の役者がNORDの誰だったかはわからないんだよな……。背が高かったから瀧原くんじゃないだろう、というのだけはわかる。
ただ、ストーリーの部分でちょっと不思議に思った部分はあって、それは戦後の五作が村に帰って来たシーンなんだけど。櫓が燃えてちえが死んでしまってからの、村人たちがご神木の祟りだ!って行きつくまでの経緯と言うか思い込みというかが、今一歩かなあという気持ちがあったりはする。いや、かがり火が櫓に燃え移ってっていうのって、誰かの不注意かもしれないしそこからご神木の祟りってなるにはもうちょっと説明というか工夫がほしかったかもとは思った。
あと、久しぶりに恵織村で同窓会をしよう!って4人組が集まるシーンで、一人おかまになってたんだけど、本気でおかまになったのか演劇の遊び的な要素なのかどっちなのかな?と。いや、どっちでもいいんだけど、基本的にシリアスなストーリーでここまで大きい舞台でってなると、冒頭のキリンのコスプレと一緒でギャグ?だったら浮いて見えるしなー。本気でおかまになったとしても途中でカツラ投げるシーンあるしなーって思って、なんか考えてしまった。話がもっとコメディ寄りだったらどっちでもいいよ!で終われたんだけどな。ボケた五作に迫られてたのは関係あったのか?いや、ないよなさすがに、とも思った。
とはいえ勿体なかったと思った部分も結構言ってしまったけど、最後まで観た感想としては面白かったし観て良かった。男性が多い舞台だったけど紅一点の坂口さんも良かったし。この人、クールな感じだけど本領発揮はコメディのような気がする。今年の5月に観た「病は気から」も凄く良かったし。
豪華なキャストと舞台美術で作られた舞台ではあったけど、物語そのものは非常に素朴ではあった。北海道のどこかの田舎できっとあったであろう物語。ネーミング的には胆振とか後志あたりにありそうな感じだなと勝手に思ってる。勝手に思ってるだけ。物語全体というか作品そのものから森崎さんの人柄が感じられたのも良かった。
そうそう。公演の時に配られるチラシに、森崎さん直筆のお客さんへの手紙のコピーというものが入っていて面白かった。意外とこういうのないよなーと思ったりで。6月に亡くなった斎藤さんのことにも触れていた。森崎さんの将来の夢は北海道になることらしい。応援してる。
長くなっちゃったけど良いお年を。